サーベイデータを活用し、ミュゼプラチナムが目指す スタッフと共に築く健康経営

株式会社ミュゼプラチナム

「すべての女性の幸せのために」をテーマに、美容脱毛を中心としたサービスを全国に展開する株式会社ミュゼプラチナム様。ピンクリボン運動などのCSR活動にも積極的に取り組んでいらっしゃいます。今回は人事部 部長 畠中さま、人事部人事課 課長代理 村田さま に、『ラフールサーベイ』導入の経緯やご利用いただいての感想、今後の展望などを伺いました。

◆ 女性が98%の会社だからこそ、女性ならではの対策はしっかりと

― 御社の事業内容について教えてください。

ミュゼプラチナムブランドを活用した、美容脱毛のサービスを展開しています。現在176店舗を約3500名のスタッフで運営、396万人の会員さまがいらっしゃいます。(2021年3月末時点)また、会員さまの悩みを解決するために商品開発をしてきた経緯から、売上の3割を占めるコスメ事業があります。近年一般のお客さまにもおすすめしており、さらに家庭で使える光美容器の販売も始めています。

当社の社員は98%が女性で、男性が60人ほどという点が他の会社に比べると特徴的です。そして平均年齢が約28歳と若いため、男性の多い会社とは異なり、女性特有の疾患である乳がん検診や子宮頸がん検診への補助など、女性ならではのヘルスケアをしっかり行っていく必要があると考えています。

― 『ラフールサーベイ』導入の経緯を教えてください。

2015年にストレスチェックが義務化された際、とにかく手間がかからない、コストがかからないものを選定していましたが、正直結果としてのアウトプットが見づらく、義務だから対応という形で結局なにも活用できていない状態でした。ただ「これではもったいない、やるのであればしっかりと結果や効果が見えるものを」ということでいくつかのサービスを検討し、ストレスチェックはもちろん、エンゲージメントや離職、ハラスメントリスクなども把握でき、かつUIの見やすさ、わかりやすさも含めて『ラフールサーベイ』が良さそうだと思い、導入を決めました。

人事部 部長 畠中さま

― 『ラフールサーベイ』をご利用してみていかがですか?

回答後の分析結果を見た際、全体はもちろん、部署ごとに結果が細かく見られるようになっており、とても使いやすいなと思いました。さらに良い点と悪い点が項目ごとに見られるので、各部門に結果を落としたときも、興味をもって読んでもらえているようです。

結果が偏差値で出るのもいいですね。絶対的な数値ではそれが高いのか低いのか分かりづらいですが、ABCDでランク分けされ、かつグラフで表されていると、パッと見てすぐわかり、読み解きの手間が省けます。

機能面では、未受診者だけに再通知できるところが便利です。また、社員がIDやパスワードを忘れてしまった場合、こちらですぐに対応ができるので助かっています。

今は人事で共有したものを、各部の部長レベルまで展開をしている形ですが、先日ラフールさんで実施されているオンボーディングセミナーに参加した際、部署ごとに管理者を置く方法(マネージャー権限)もあると聞き、今後活用していく上で、参考にしたいと思っています。

― 御社は回答率が非常に高く、100%のこともあります。何か秘訣はあるのですか?

 部署ごとに手分けして、しっかり呼びかけをしています。ただ100%というのは、テレワークの社員が多く家で回答できるため、気兼ねなく受けてもらえた結果なのかもしれません。オフィスで周囲に人がいる中で回答するとなると、若干心理的に答えづらい気がしていますが、『ラフールサーベイ』はスマートフォンでもできるので、に気軽に回答できるのが良いですよね。

人事部人事課 課長代理 村田さま

『ラフールサーベイ』のデータを分析し、健康経営に活かす取り組みへ

― 今後どのように『ラフールサーベイ』を活用していきたいとお考えですか?

現在、ハラスメントに関しては対策部門があり、相談窓口も設けています。また、マネジメント層に対する研修も定期的に実施しており、人間関係に関して問題がある場合はコミュニケーションの取り方を変える、関わる方法を変えるなど、一定のコントロールはできていると感じています。

ただ、店舗をはじめとした現場は見えにくく、ほとんどが女性社員のため、パワハラやマタハラには特に気をつけなければいけないなと感じています。特にマタハラに関しては女性同士のほうが起こりやすいとも言われますので、サーベイを注視してその兆候を見つけることが大切だと考えます。

当社は半年以内に辞める人が一定数います。もちろん仕事内容的に合う合わないはしょうがないとして、例えばメンタル不調の問題であった場合は、対策を施せるケースもあるはずです。『ラフールサーベイ』の2種類のサーベイのうち「ディープサーベイ」には144問(当時)からなる質問で包括的に把握でき、退職意向があるか、社内外でハラスメントがあるか、などの質問もありとても重宝しています。その機能を活かし、早めに問題を察知し、その特徴を見極め、先回りできるようにしていきたいです。

データを見ていると、同じような業務をしていても数値が高い部署と低い部署があり、そのあたりも分析しがいがありますね。現場の離職率が低い店舗は、手作りプロフィールをスタッフルームに貼るなど、コミュニケーションのきっかけ作りが上手でした。各店舗のイベントや取り組みがサーベイの結果にどう影響しているのかなど、具体的な内容を見ていくことで、働きやすい環境づくりを共有していきたいと考えています。

『ラフールサーベイ』を使い始めて1年、これからより深く分析し、施策として活かしていく段階です。コロナ禍で働き方も変わりました。何らかの形でメンタルに影響が出ているのではないか、しっかりと課題を把握し、解決していく必要があります。これからも『ラフールサーベイ』を十分に活用し、スタッフとともに健康経営を進めていきたいと思っています。

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