『ラフールサーベイ』で新たな課題が見える!ミタニ建設工業の健康経営に強い味方がやってきた
ミタニ建設工業株式会社
ミタニ建設工業株式会社様は、健康経営に積極的に取り組んでいる企業です。専用のトレーニングジムを持つなど、環境作りにも力を入れています。そんなミタニ建設工業様が、このたび従来のストレスチェックをラフールサーベイに切り替え、活用を始めました。そこにはどんなねらいがあったのでしょうか。総務部の芳川様に、ラフールサーベイ導入の経緯や使ってみてのご感想を伺いました。
◆ストレスチェックの結果を会社が利用できるものにしたい
― 貴社の業務と芳川様の役割について教えてください。
当社には舗装部、土木部、建築部の3部門があり、多くの従業員がそれぞれの現場に出向いて働いています。一方、私は本社総務部で庶務などをしており、健康経営も担当しています。従業員がどうしたら健康的になれるか、健康に興味を持ってもらえるかを考え、保険組合やインターネットを活用して情報を発信してきました。隔月発行の「健康だより」もその一つです。
― ラフールサーベイ導入前は、どんな課題がありましたか。
以前行っていたストレスチェックは、紙媒体でした。回答は従業員自身が封をして郵送、会社は従業員の回答内容を見ることなくそのまま病院にお渡しし、結果を本人に返すという仕組みです。
よほどストレスがたまっている場合や病院を受診したほうがよい場合以外は、会社に知らせがくることもありません。どういう問題が存在するのかもわからない。従業員とのやり取りも郵送ということでかなり手間がかかり、ただの作業のような感じになっていました。これを長年続けてきて、どうにかできないものかと思っていたのです。
別の保険会社からの提案も検討したのですが、オプションで費用がかかることから、難しいと感じていました。そんなとき当社の社長から紹介されたのが「ラフールサーベイ」です。ラフールさんのお話を聞いて、「単なるストレスチェックではない。是非やってみたい」と思いました。
◆ラフールサーベイで、対応すべき課題が見えてきた
― 導入してみてどんなところがよかったですか?
今までは従業員が問題を抱えていても、現場の人たちと直接話をする機会がなかなかなく、どうしても「問題を耳にしたら対応」という形になっていました。今回「ラフールサーベイ」をやってみたら、従業員が何に悩んでいるかがとてもよく見えてきます。たとえば「肩こりに悩んでいる人が結構多いな」ということが具体的に分かるんです。「すぐにでも問題の解決に向けて、情報を集めて発信していきたい」と思いましたね。
― 従業員の方の反響はいかがでしょうか。
紙媒体だったものが電子化され、取り組み自体が便利になったと好評です。「自分の今の状況がアプリで見られるので、すごく分かりやすくていい」という声も挙がりました。
私たち総務部にとっても、結果が見えることは大きな意味があります。返ってきた結果を見ると非常に細かいところまで分析されている。気づかなかったところが見える化されている実感があります。今まで見えなかった課題が見えてきて、従業員のために私たちがどう動いたらいいのか明確になったということが、今までと大きく違うところです。打ち合わせのときにも、「ラフールサーベイ」の結果を踏まえて話ができるので、すごくありがたいですね。
当社は部署がいろいろあって、仕事内容もかなり違っています。同じ部署の中でも技術と技能に分かれている。それぞれがどういう状況なのか、どんな気持ちでやっているのかが、よく分かりませんでした。「ラフールサーベイ」に取り組むことで、特に人間関係の問題が見えてきたといえます。良い部署は何がいいのか、悪い部署は何に問題があるのかも、考えられるようになったと思います。 それぞれの部長にも相談しやすくなりました。私たちが勝手に「こう思う」とただ伝えるのではなく、「こういう結果が出ている、従業員からの声もある。だからこうすべき」と、データをもとに説明できるからです。従業員の皆さんも「自分たちが回答したことで、総務部が解決に向けて動いてくれている。悩みを打ち明けてよかった」そう思ってくれるでしょう。
◆健康経営にはメンタルも重要。さらなる取り組みに繋げたい
― 今後の展望をお願いします。
今まで、健康的なダイエットや禁煙に対するキャンペーンなど、社内の取り組みを強化してきました。目に見える健康だけでなく、精神的な健康も重要です。今回「ラフールサーベイ」で自分の内面が分かるようになり、従業員のメンタルヘルスへの興味もますます高まってきました。「ラフールサーベイ」は回答率が100%に近づくほど正確なものになるということなので、しっかり周知して今後の推移を見ていきたいと思っています。
私たちは1年ほど前から、本社でコーチングチームを組み、現場を回る活動を始めています。感謝の気持ちを伝えあう「ありがとうワーク」といった独自の活動を進めており、コミュニケーションの疎通がよくなってきたようです。このような施策についても、精神面にどんな変化をもたらしているのか、「ラフールサーベイ」を使って検証していこうと思っています。
これからも、全従業員が働きやすいと思える環境づくり、癒やしを見つけてもらえるような取り組みをどんどんやっていきたい。そして「ラフールサーベイ」で見つかった課題について、各現場のサポートを今まで以上にがんばっていきたいと思います。